FC2ブログ

ヨーロッパVSアメリカ! キャンピングカー対決!


こんばんは。

輸入製のキャンピングカーには、大きく分けて欧州と北米の2種類があります。
欧州車の特徴はエンジンがディーゼルで排気量が少なく、燃費が良い。そして内装はどちらかというと軽量化を目指しており、軽量な素材と言えど高級感が非常にあることです。
次に北米車はエンジンがガソリンで大排気量、燃費は良くありません。内装は本物の素材を使った非常に豪華な仕様になっており、スライドアウト機能によって車内がさらに広くなったり、大容量の給排水タンクや冷蔵庫を装備していたりと自宅と同じような生活を送ることができるようになっています。

イメージとしては、欧州車はあくまでキャンピングカーという車で、北米車は家を動かしているというイメージで行くとわかりやすいかもしれません。
そのため先ほど書いたように装備や内装のレイアウトにかなりの違いが見られます。ただ、ベースとなっている車に違いがありすぎると比較しにくいかと思いますので、ベース車が似ていて、サイズもほぼ同じ、そして価格帯もそろえた形で比較していきたいと思います。

今回紹介するのはアドリア マトリックスM670(欧州車代表)、ウィネベーゴトレンド(北米車代表)にしたいと思います。

matrix_plus.png
こちらがアドリア マトリックスM670
TD-Cover-16m.jpg
そしてこちらがウィネベーゴトレンドです。
それでは始めましょう。
まずはサイズから。アドリア マトリックスM670(以降M670とします)は全長7400mm、全幅2300mm、全高2810mmとなっており、一方ウィネベーゴ トレンド(以降トレンドとします)は、全長7300mm、全幅2300mm、全高3000mmとなっています。サイズ的にはほとんど変わりませんが、トレンドのほうが少し全高が高くなっています。
次はエンジンです。M670がディーゼル3.0Lエンジンであるのに対して、トレンドはガソリン3.6Lエンジンです。ここはヨーロッパとアメリカの違いが顕著に表れましたね。燃費はやはりディーゼルエンジンに軍配が上がりますが、どちらも商用車ベースという特性上、ガソリン車のほうが静粛性は高そうです。維持費ならM670、静粛性ならトレンドといったところでしょうか。
車両重量はM670が約3000㎏、トレンドが約3640㎏ということで、装備の違いなども踏まえたうえでトレンドのほうが重量があるということがわかります。おそらく、トレンドはM670ではオプション装備のものがほとんど標準装備であることと、家具の素材が軽量なPVCではなく本物の木材を使っているからであると考えられます。それにしても、ここまで重量の差が出るのは驚きですね。


次は内装の雰囲気です。
M670 1
こちらがM670の内装です。明るい雰囲気で開放感があり、テーブルがとても広く作られています。

TD-F2B-16m.jpg
それに対して、こちらがトレンドの内装です。
やはりアメリカンな重厚な雰囲気が漂っていますね。室内はどちらかというとダークでスタイリッシュなイメージにまとめられています。

トイレはどちらも同じようなスペースですが、M670がカセットトイレなのに対して、トレンドは水洗式トイレを採用しています。ブラックタンク容量がなんと151Lなので、トイレ容量は非常にゆとりがあることがわかります。どちらもトイレとシャワースペースは独立しているので、さすがといったところでしょうか。

次はキッチンの比較です。
M670
まずはM670です。画像だと少しわかりにくいかもしれませんが、コンロは3口あります。LPガス仕様なので、少し使い勝手は悪そうです。しかし、この後紹介するトレンドもLPガス仕様なので海外製キャンパーには仕方ないことかもしれませんね。
また、キッチンの広さ的には国産キャブコンよりは広いですが、トレンドと比べると少し狭いです。


次はトレンドです。

TD-Counter Ext-16

TD-Range-16.jpg
キッチンスペースはM670と比べて少しだけ広くなっています。ですが、ガスコンロは2口でM670よりは一つ少ないです。3口同時に使って調理する機会はほとんどないでしょうから、そこまでM670にアドバンテージがあるとは限らないですね。


どちらのキッチンスペースも国産車より非常にスタイリッシュにまとめられています。さすがキャンピングカーの歴史が長いだけありますね。

最後はベッドの比較です。
M670
最初はM670です。ベッドスペースはこちらのモデルのほうがしっかりと作り込まれていますね。就寝専用のスペースとなっているため、非常に寝心地がよさそうです。
TD-Bed-16.jpg
こちらもベッドにはこだわりがあります(専用のスプリングを採用)が、就寝空間としての雰囲気はM670のほうが落ち着いていてよいと思います。

本体価格は、M670が1023万円、トレンドが1339万円となっています。
なんと価格差が300万円もある、トレンド高すぎ!って思う方もいるかもしれませんが、それは誤解です。M670は車両本体価格は安いものの非常に多くの装備がオプションとなっているのです。オプションを装備することでトレンドに少しだけ近づけることができますが、130万以上はかかります。しかも、オプション装備ではトレンドに追いつくことはできません。それほど、トレンドは非常に多くの装備を標準装備していることになります。例を挙げると、発電機、ルーフエアコン、サイドオーニング、温水シャワー装置、そして極めつけはスライドアウトシステム。これによって停車時にはスライドアウトすることで非常に広いスペースにすることができます。

ただし、もしこのような装備が不要なのであればM670のほうがずっと経済的です。オプション装備がたとえ150万円になったとしても、それでも1180万円程度。トレンドよりもずっと安く済みます。

さて、この比較結果をまとめたいと思います。
・M670はディーゼルエンジン、トレンドはガソリンエンジン
経済性を選ぶか、静粛性を選ぶかです。ほとんどの方は経済性を選ぶのではないでしょうか。

・標準装備が豪華か、オプション装備で安く済ませるか
トレンドは全てが標準装備なので、備えあれば患いなしというキャンピングカーに仕上がります。それに対して、M670はオプション装備で自分にとって必要な装備を選べばいいので安く済ませることができます。ただ、これがあったらよかったのになという後悔ももしかしたら今後起きてしまう可能性があります。

いかがだったでしょうか。アメリカンキャンパーよりヨーロピアンキャンパーのほうが売れている理由が垣間見えた気がしますね。
やはり、よほどのお金持ちではない限り経済性は重要なのです。アメリカンキャンパーは経済性を超えた存在なので、気にならない方にとっては魅力的な選択肢ですね。
個人的にはやはりヨーロピアンキャンパーのM670のほうが魅力的です。だって、燃費もいいし、本体価格も抑えられているのにトレンドと引けを取らない豪華さを備えているのですもの。スライドアウトや発電機、良く冷えるルーフエアコンは非常に魅力的なんですけどね。

それでは、今日はこの辺で・
関連記事

コメント

コメントを残す

Secret


プロフィール

ぽん

Author:ぽん
親戚のおじさんのキャンピングカーに乗せてもらってから大のキャンピングカー好きになりました。キャンピングカーに関する情報はネットだと断片的なので、それを網羅できるブログを目指して頑張っています。なるべく見やすいように、読みやすいように色々試行錯誤していますので温かく見守ってください。
参考になった記事は是非拍手をお願いします!

スポンサーリンク

最新記事

ブログランキング

参考になった方は クリックお願いします! にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村

人気ブログランキング