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歴史から紐解く、ヨーロピアン ~イギリス編~

こんにちは。

以前、キャンピングカーの歴史 アメリカ編と題して記事を書きました。
今回はヨーロッパに視点を変えて書きたいと思います。

ヨーロッパにも様々な国があるため、今回はイギリスの歴史とともにキャンピングカーの歴史を振り返り、ヨーロピアンのキャンピングカーがなぜ現在の特徴を備えているのか考察していきたいと思います。
ヨーロッパは歴史が非常に古く、紀元前数千年までさかのぼることができます。
このヨーロッパの歴史に関してはあまりにも長すぎるので、オートキャンプが流行しだした1800年代後半からさか上っていきたいと思います。
また、今回はイギリスに絞ります。

イギリスでは産業革命が起こり、実業家は多くの富を得ました。その一方で労働者も産業革命によって収入が上昇し、そして機械化のおかげで労働時間は減少しました。この影響で多くの労働者に時間的余裕と金銭的余裕が生まれ、郊外に出てキャンプを楽しむオートキャンプ文化が発展していきました。これが起きたのが1880年から1900年の間です。

一方で、イギリスでは貴族文化として狩猟というものがあります。狩猟は貴族の間におけるコミュニケーション手段の一つで、馬車でキャラバン(大型4輪車)を引きながら狩猟を楽しんでいたそうです。

馬車で引くキャラバン


このキャラバンをオートキャンプに利用してみようという考え方から、現在のようなヨーロピアントレーラーが生まれます。
馬車で引くことを目的としていたこともあり、トレーラーは木製の軽量なトレーラーとなりました。

1890年から1910年には馬車で引く「ホースキャラバニング」が全盛期を迎えています。
その後、1920年ごろには自動車が普及されていき、自動車でキャラバンを引くのが主流になっていきます。
やはり馬車で引くというのがルーツなので、ヨーロピアンはアメリカンと比べてほとんどが軽量なキャンピングカーが多いです。

自動車で引くキャラバン


また、オートキャンプ文化が発展する際にオートキャンプ場が様々な場所で生まれたため、A地点からB地点までトレーラーのみで生活していくというよりはオートキャンプ場に寄っていきながらキャンプを楽しむという形となっています。
オートキャンプ場に寄るという事はそこまで大きな給排水タンクは必要ないですし、調理もオートキャンプ場で行うためキャンピングカーのキッチンは比較的簡素になります。
ここがアメリカンとヨーロピアンにおけるキャンピングカーに対する考え方の違いであると思います。アメリカの場合は国土が広く、昔はオートキャンプ場も多くなかったのでどうしてもキャンピングカー内で全てを済ませなければいけません。そこから給排水タンクが非常に大きく、キッチンも家と同じような設備になっているのだと思います。

まとめてみると、
ヨーロピアンキャンピングカーがアメリカンと比べて軽量なのは、馬車で引くキャラバンがルーツであったということ。
軽量化が必須であり、それに対する技術が豊富にあったためだと考えられます。

また、アメリカンと比べて給排水タンクが少なかったり、キッチンが簡素であったりするのは利用方法がオートキャンプ場で滞在しながらキャンプを楽しむという方法であったからであると考えられます。
全てをキャンピングカー内で済ませなければならないアメリカとは異なりますね。

地理的な条件もあるとは思いますが、今回は歴史と絡ませてヨーロピアンの特徴がなぜ生まれたのかというのを考察して見ました。
これはあくまで私の推測なので、こんな考え方もあるのかな程度で参考にしてもらえると幸いです。

上の二つの写真はオートキャンプ歴史博物館から引用しました。




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プロフィール

ぽん

Author:ぽん
親戚のおじさんのキャンピングカーに乗せてもらってから大のキャンピングカー好きになりました。キャンピングカーに関する情報はネットだと断片的なので、それを網羅できるブログを目指して頑張っています。なるべく見やすいように、読みやすいように色々試行錯誤していますので温かく見守ってください。
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